日本のコビトカミサマカード 『タケハヤスサノオノミコト』
¥550
タケハヤスサノオノミコト 「スサ」は荒ぶ(すさぶ)、凄まじい(すさまじい)などに通じる言葉で、その名の通り、猛々しい神さま、『嵐の神さま』として知られてるよ。 数多くいる日本の神さまの中でも、とりわけ人間らしいといわれる神さまで、母を恋しがり泣き叫ぶ子供のような一面があったり、高天原での粗暴な行いをしてみたり、出雲では姫を怪物から守る英雄となる。 英雄的側面から、『武神』と呼ばれることもあるよ。
日本のコビトカミサマカード 『タケミカズチノオノカミ』
¥550
タケミカズチノオノカミ 『雷神さま』だよ。 名前が、雷を意味することから雷が空を裂く一筋の太刀をイメージさせて、『剣の神さま』ともいわれているんだ。 武運長久、必勝祈願の神ととも言われているね。 出雲の国譲りのときに、最後まで抵抗した力自慢の建御名方神(タケミナカタノカミ)を打ち破り、諏訪(長野県諏訪地方)の地に封じ込めることに成功するんだ。 そのエピソードから、相撲の祖とも言われているんだ。
日本のコビトカミサマカード 『タケミナカタノカミ』
¥550
タケミナカタノカミ 出雲の国譲りのときに、武の神建御雷神(タケミカヅチノカミ)に果敢にも挑み、諏訪(長野県諏訪地方)の地に封じ込められてしまった神さまだよ。 そのため、劣勢の状況でも容易には屈しない『強い武威を示す神』ともいえ、敗北してしまった神さまでありながら日本三軍神に入り、武田信玄をはじめとした戦国武将にも崇敬されたんだって。
日本のコビトカミサマカード 『タカミムスヒノカミ・カムミムスヒノカミ』
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タカミムスヒノカミ・カムミムスヒノカミ 高御産栄日神(タカミムスヒノカミ)は天を、神産巣日神(カムミムスヒノカミ)は地を司る、全ての起源となる神さまで『創造・発展・完成の神さま』だよ。 新しいものを生み出す力、つまり生成、開運招福、無病息災、延命長寿のご利益があると考えられているんだ。 また、作物を育てる五穀豊穣のご利益や、むすび=結ぶという意味の縁結びのご利益があるともされているよ。
日本のコビトカミサマカード 『タマノオヤノミコト』
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タマノオヤノミコト 三種の神器である「八尺瓊勾玉」を作った神さまだよ。 勾玉は単なる飾りや神具ではなく、それ自体が依り代であり神聖な霊力を宿すとされていて、そのような勾玉をつくる技術を司る神さまということだ。 だから、宝石を取り扱う人たちにはぴったりの神さま。 また、古くはレンズのことを玉と呼んでいて、眼鏡、レンズ、カメラを取り扱う人々からも深く信仰を集めているよ。
日本のコビトカミサマカード 『 タマヨリヒメ』
¥550
タマヨリヒメ 「玉依」とは玉憑(たまより)からきていて「神霊の依代(依り憑く)」という意味で、『神霊の依代となる巫女』のことだよ。 神の意思を伝えるのは、古来から女性の役割であったと考えられているんだ。 自分のお姉さんの子どもを育てたり、初代天皇となる神武天皇を産んだことから、『生命や食糧にまつわる神さま』でもあるよ。
日本のコビトカミサマカード 『カヤノヒメノカミ』
¥550
カヤノヒメノカミ 『広大で豊かな土地の神さま』、『家宅を守る屋根の神さま』だよ。 名前の「鹿屋野」は野の草の萱という意味があって、野草の精霊、萱の精霊が神格化されたものだと言われているんだ。 また、鹿屋野比売神(カヤノヒメノカミ)を祀る萱津神社は、全国唯一の漬物の神さまを祀る神社として有名だよ。 神前にお供えした塩と野菜を一緒に瓶に入れたらお漬物ができたそうで、神話の中でも神さまがお漬物を食べたというお話があるよ。
日本のコビトカミサマカード 『カナヤマビコノカミ』
¥550
カナヤマビコノカミ 伊耶那美命(イザナミノミコト)が、火の神火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)を生むときに陰部を焼かれて病んで苦しみながら吐いた嘔吐物から生まれた神さまだよ。 『鉱山の神さま』なんだ。古代の製鉄の様子から連想された神さまだと考えられているよ。 製鉄との関わりから、『鍛冶の神』や『鋳物の神』としても有名だね。
日本のコビトカミサマカード 『カミナオビノカミ・オオナオビノカミ』
¥550
カミナオビノカミ・オオナオビノカミ 伊耶那岐命(イザナキノミコト)が黄泉国(=死者の世界)から戻って、禊で穢れを流すために生まれた神さまだよ。 凶事を吉事にかえるという力を持っているんだ。 何か物事を好転させたい時、力を貸してくれるかもしれないね。
日本のコビトカミサマカード 『シオツチノカミ』
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シオツチノカミ 海彦山彦神話で、兄・火照命(ホデリ=海幸彦)から借りた釣り針をなくして途方に暮れていた火遠理命(ホオリ=山幸彦)を、海神である綿津見神(ワタツミノカミ)の宮まで案内した神さまだよ。 『潮の流れを司る神さま』で、海の道先案内人として、道を示す神さまなんだ。 人に製塩の方法を授けたことから『製塩業の神さま』でもあるよ。
日本のコビトカミサマカード 『シナツヒコノカミ』
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シナツヒコノカミ 『風の神さま』だよ。 風は農業と深い関わりがあることから、『農業・五穀豊穣の神さま』としても有名だよ。 古来、風は「神さまの息」だと言われていたんだ。 風は自然界の中で恵みをもたらすものと考えられているけど、一方で強風は自然を破壊しすさまじいエネルギーで人間の生活を一掃することもできるから、『暴風を鎮める神』となって、さらには暴風で外敵から国を守る神さまと言われるようにもなっていったんだ。
日本のコビトカミサマカード 『スクナビコノカミ』
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スクナビコノカミ 大国主神(オオクニヌシノカミ)に協力し、山や丘を造り出し命名をした国造りの協力神で、医薬・酒造・温泉の神さまとして、身体健康に関わる神さまなんだ。 古来、お酒の消毒力や肉体を興奮させて生命力を高める働きは、薬としてとても重要視されていたり、大国主神(オオクニヌシノカミ)が病に倒れたときに湯治によって回復させたことに由来するよ。 また、常世国(とこよのくに=海のはるか彼方にある理想郷)の神さまで、技術や文化を伝え、他の世界から豊穣や富を運んでくる来方神(らいほうしん)なんだ。 少名毘古那神(スクナビコノカミ)は、身体が小さかったと伝えられていて、一説には「一寸法師」のモデルになったとも言われているよ。
日本のコビトカミサマカード 『ウカノミタマノカミ』
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ウカノミタマノカミ 「ウカ」とは穀物・食物を意味する語で、稲の精霊を神格化した神さまと言われていて、『五穀豊穣を守護する神さま』だよ。 古事記や日本書紀では描かれていないけど、後に農耕神であるお稲荷さまと同神と考えられるようになって、現在、多くの稲荷社に奉られているのが宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)なんだ。
日本のコビトカミサマカード 『アメノタヂカラオノカミ』
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アメノタヂカラオノカミ 天照大御神(アマテラスオオミカミ)の岩戸隠れの時に、天の石屋戸の中に閉じこもった天照大御神(アマテラスオオミカミ)を外の世界に引きずり出した神さまだよ。 怪力の持ち主で、たぐいまれなる腕力・握力を持っている『力神』。 人間の肉体の筋力に宿る霊を神格化したものと考えられているんだ。 『スポーツの神』としても有名で、筋力を鍛え、それを生かす技術を含めた力を与えてくれる神さまでもあるよ。
日本のコビトカミサマカード 『アメノウズメノミコト』
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アメノウズメノミコト 『芸能の神さま』として有名だね。 天照大御神(アマテラスオオミカミ)の岩戸隠れの時に、天の石屋戸の前で踊り、八百万の神さまたちを沸かせ、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の興味をひいたことに由来するよ。 明るく天真爛漫で、その場で思いついたことを実行できる神さまだから、芸能・芸術、福徳円満のご利益があるとされているよ。 また、このとき踊った踊りが石見神楽(島根県石見地方に伝わる神楽)のルーツとされているんだ。 芸能の起源ともされていて、芸能に関係している人にはぴったりの神さまだね。
日本のコビトカミサマカード 『アメノトコタチノカミ』
¥550
アメノトコタチノカミ 天地が分かれたあと、『天の礎が定まったことを示す神さま』だよ。 「天」を神格化した神様の中でも、根源となる部分や恒常性を示す神さまなんだ。 高天原(神さまたちが生まれる場所)そのものを表した神様であるとも言われていて、『天、高天原、そして宇宙を象徴する神』『天(高天原)が恒久に成り立ったことを象徴する神』ともいわれているんだ。
日本のコビトカミサマカード『アメノコヤネノミコト』
¥550
アメノコヤネノミコト 天照大御神(アマテラスオオミカミ)の岩戸隠れの時に、太占(フトマニ)と呼ばれる占いを献じて祝詞を奏上した神さまだよ。 その美しい祝詞のしらべに天照大御神(アマテラスオオミカミ)は、「これまで人が様々なことを申してきたが、未だこのように美しい言葉を聞いたことはない」と喜ばれたそう。 この事から、祝詞の祖神とされているよ。 『祝詞の神』のほかに、『祭祀を司る神』『言霊の神』ともいわれているね。
日本のコビトカミサマカード 『アメノミナカヌシノカミ』
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アメノミナカヌシノカミ 高御産巣日神(タカミムスビ)、神産巣日神(カミムスビ)とともに造化三神と呼ばれ、天地の初めに成った三柱の神さまの筆頭だよ。 「天=宇宙」「御中=中心」「主=主君」という名前の意味から、『宇宙の根源を司る神』として特別な存在と考えられているよ。
日本のコビトカミサマカード 『アマテラスオオミカミ』
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アマテラスオオミカミ 八百万の神々で最高位に位置しているのが天照大神(アマテラスオオミカミ)だよ。 天上界を治める神さまで、「天に照り輝く太陽」という名前の通り『太陽神』だよ。 また、天皇(日本の皇室)の祖神でもあるよ。 あらゆる願いを聞き届けるとし、所願成就の神さまとして知られているんだ。
日本のコビトカミサマカード 『トリノイワクスフネノカミ』
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トリノイワクスフネノカミ 神が乗る「堅固な楠によって造られた、鳥のように天翔ける船」を神格化したものとされる『船の神』『運輸の神』『交通の神』『航空の神』さまだよ。 国譲りの交渉のときに、魚釣りで不在だった事代主命(コトシロヌシノカミ)を探して連れてきた神さまだよ。
日本のコビトカミサマカード 『トヨウケビメノカミ』
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トヨウケビメノカミ 『豊かな食物(うけ)の女神』で、食物、特に『稲の豊穣を司るの神さま』とされているよ。 伊勢神宮の『御饌(みけ)の神』としても知られているね。 御饌(みけ)とは天照大御神(アマテラスオオミカミ)の食べ物のことで、本来はそれを調達する役目の神さまで、そこから発展して五穀豊穣の神さまになったんだ。 『天女の羽衣』という昔話に出てくる天女が、豊宇気比売神(トヨウケビメノカミ)だといわれているよ。
日本のコビトカミサマカード 『コノハナノサクヤヒメ』
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コノハナノサクヤヒメ 木花は桜の花を意味し、『桜の花のように美しい女神様』という意味を持つとされているよ。 日本神話の中で最も美しい神さまといわれているんだ。 また、『此花の栄えるように、生まれる子供たちも栄えるように』という意味や、『桜の花のように美しく咲いた花もやがて散る』という意味を持っていて、「命の儚さや命に限りがある」という意味もあるみたい。 それは、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)がお嫁さんを迎えるときに、木花之佐久夜比売(コノハナノサクヤヒメ)と一緒にお姉さんの石長比売(イワナガヒメ)を娶らなかったことから繁栄の永続性が失われたといわれたことに由来しているよ。 安産、火難消除の御利益があると言われているんだけど、それは、一夜にして瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の子供を身ごもった時に、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に本当に私の子供かと疑われてしまう。 その潔白を晴らすために、産屋に火を放って火中で出産することで潔白を証明したというお話からなんだ。真の強い女神さまだね。
日本のコビトカミサマカード 『コトシロヌシノカミ』
¥550
コトシロヌシノカミ 「事を知る」神とされることから、神託の神、言霊の神さま(託宣神=神に代わって「言葉を代わりに申し上げる)だよ。 国譲りの際、国譲りの進言をしたのが事代主神(コトシロヌシノカミ)。 大国主神(オオクニヌシノカミ)が出雲国の政務に迷ったとき、しかるべき方向性を授ける神官だったと言われているよ。 のんびりと船釣りを楽しんでいたエピソードがあって、海の神さま・豊漁の神さまとしても有名なんだ。 七福神の恵比寿さまと同じ神さまだと言われていて、現在の恵比寿さまの「鯛を釣り上げて楽しそうなエビス顔の翁」は、船釣りを楽しむ事代主命(コトシロヌシノカミ)からイメージされたものという言い伝えがあるよ。
日本のコビトカミサマカード 『ヤツイカズチノカミ』
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ヤツイカズチノカミ 黄泉の国(=死後の世界)の女王となった伊耶那美命(イザナミノミコト)の身体から生じた8つの神さまの総称だよ。 これらの神さまたちは、「雷の強烈な威力」、「落雷が起こす火」、「天地をにわかに暗く(黒く)する力」、「落雷が物を裂く威力」、「地上に若々しい活力をもたらす力」、「落雷が土中に帰る姿」、「雷鳴(神鳴り)をとどろかす力」、「雲間に潜伏して雷光を走らせる力」など、雷の起こす様々な現象を司っているといわれているよ。 落雷から身を守ってくれる神であると同時に、雷は大量の雨を降らせて地上を潤し、農作物を育み恩恵を生む『稲作の守護神』。 八雷神(ヤツイカズチノカミ)は、脅威と恩恵を併せ持つ性格の神さまといわれているよ。